AEROSMITHのCD

GET YOUR WINGS
LIVE! BOOTLEG
PUMP
BIG ONES
NENE LIVES
GREATEST HITS 1973-1988
a LITTLE SOUTH of SANITY
JUST PUSH PLAY
JADED
YOUNG LUST
O'YEAH
Honkin' On Bobo

Bio

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LIVE! BOOTLEG
1. BACK IN THE SADDLE 2. SWEET EMOTION 3. LOAD OF THE THIGHS
4. TOYS IN THE ATTIC 5. LAST CHILD 6. COME TOGETHER 7. WALK THIS WAY
8. SICK AS A DOG 9. DREAM ON 10. CHIP AWAY THE STONE 11. SIGHT FOR SORE EYES
12. MAMA KIN 13. S.O.S 14. I AIN'T GOT YOU 15. MOTHER POPCORN 16. TRAIN KEPT A ROLLIN'

78.11.01

評価:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 8

ライブとはそもそもこういうものである。
いや、こんなライブは本来許されないのかも。
いや、許す許さないの次元を超えているから90年代の音楽を聴いてきた僕にはすさまじい衝撃を与えるのかもしれない。

一番どーでもいい話題が演奏が下手なことである。
なぜカッコいいのか。

曲の持つテンションが元々とんでもなく高いからだ。
勢いで弾ききってもそれはそれがカッコいい。JoePerryの構成ミスが目立つ。
ライブでその場で思いついたかのようなおもしろいプレイが満載である。そしてミスる、Joeが。
そしてそれにクレイマーを始めバンドがついていけない。

もう評価がムダ。

なぜカッコいいのか。
ロックの原始的なエネルギーに満ち溢れているからだ。うん、これだ。

ロックンロールが生きがいだという単純な思想をもって理屈をこねる前にライブで全て 見せつける。僕らも見習わなくてはいけないところである。

昔、なんかのインタビューでスティーヴンが言ってました。

ライブが俺らの全てなんだ。
どんなドラッグにも勝る快感だ、と。

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PUMP
1. YOUNG LUST 2. F.I.N.E 3.1. GOING DOWN 3.2. LOVE IN AN ELEVATOR
4. MONKEY ON MY BACK 5.1. WATER SONG 5.2. JANIE'S GOT A GUN
6.1. DULCIMER STOMP 6.1. THE OTHER SIDE 7. MY GIRL 8. DON'T GET MAD , GET EVEN
9.1. HOODOO 9.2. VOODOO MEDICINE MAN 10. WHAT IT TAKES 11. AIN'T ENOUGH


89.9.12

評価:☆☆☆☆★★★★★★ 4

エアロスミスの復活を強く印象付けたオリジナルメンバー復帰後3枚目のアルバム。
前作パーマネントヴァケーションの成功がまぐれでないことを決定付けたヒットシングル色の強い聴きやすいアルバムです。
現在のライブでもよくプレイされる曲が多く入ってます。

悲しいかな、BIG ONES(GEFIN時代のエアロのベスト)の印象が僕には強すぎてこのアルバムがそんなにすばらしいとは思えない。
ちなみに僕が初めて聴いたエアロのCDはBIG ONESです。
PUMPは1曲1曲は本当にすばらしい。しかしアルバムである必要性が見えない。完成度的に ベストアルバムの域ではあるけどだったらBIG ONESを聴きます。

もちろんBIG ONES発表以前にこのPUMPは発表されたわけだから当時としては非常に刺激的だったことは容易に想像できる。
たしかにPUMPのベストに入ってない曲を聴くと興奮する。

うれしいところと言ったらベストではカットされてる曲の一部が聞けること。
例えば1曲目ヤングラストの終わりから2曲目F.I.N.Eの間髪入れないつながりとか、
3,5,6曲目に実はイントロがあることなどですかね。

録音された音はオーディオライクでスタジオアルバムって感じの音で良くも悪くも好感は持てる。
バンドのサウンドはこれは言わずもがなエアロ節はもちろん健在。
アルバムの曲はすばらしい。アルバムとしての存在意義が疑問。
BIG ONESなんてあんな最強なベストを出してはいけません。BIG ONESがいけないんです。

あとファンは絶対これ買いましょう。ジャケット裏のポスター風なエアロの写真がクソかっこいいです。
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NINE LIVES
1. Nine Lives 2. Fallin In Love (Is Hard On The Knees) 3. Hole In My Soul
4. Taste Of India 5. Full Circle 6. Something's Gotta Give 7. Ain't That A Bitch
8. The Farm 9. Crash 10. Kiss Your Past Good-bye 11. Pink 12. Falling Off
13. Fall Together 14. Attitude Adjustment 15. Fallen Angels



97.3.12

評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 12

名作中の名作。
エアロのテンションとあふれ出るエネルギー、経験と自信とすべてがピュアに滲み出てる 最高にロックンロールな作品。
自由奔放なロックンロールの原点!

えーと書いてあることと作品の内容は違うけど買って聴いてください。
なんかこのCD、テープ聴いてるみたいな暖かさっていうか荒さがあってすごく好きです。
なんかの雑誌で見つけたんだけどこの作品はデジタルトラックが主流な今、アナログトラック を使用してレコーディングされたそうです。プレスする直前までアナログ。

歌詞は分からずとも意味は伝わります。サウンドもすばらしい。
悲しみ、悩み、痛み、喜び、楽しみ、全ての感情が溶け込んでいきます。
すばらしい!

このアルバムからはバンドサウンドのことやギタープレイ、考え方、生き方(というのは時期尚早か)、 いろんなことを学んでます。
本物のバンドプレイが詰まっています。

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a LITTLE SOUTH of SANITY
Disk 1
1. Eat The Ritch 2. Love In An Elevator 3. Fallin In Love (Is Hard On The Knees)
4. Same Old Song And Dance 5. Hole In My Soul 6. Monkey On My Back 
7. Livin' On The Edge 8. Cryin' 9. Rag Doll 10. Angel 11. Janie's Got A Gun 12. Amazing
Disk 2
1. Back In The Saddle 2. Last Child 3. The Other Side 4. Walk On Down 5. Dream On
6. Crazy 7. Mama Kin 8. Walk This Way 9. Dude (Looks Like A Lady) 10. What It Takes
11. Sweet Emotion

98.10.14

評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 11

エアロがゲフィンとの残された契約解消のために出したライブアルバム。
最初このことを知ったとき買って損したと思ったけどこれが無かったら今ごろライブできません。

エアロのライブはすさまじいテンションですが78年発表LiveBootlegも良かったけど、 90年代のライブCDもすばらしくうれしかった。
ロックンロールに対する永遠の飢えを感じられる作品。
彼らのあの時代からのアティテュードが今でも残っていて、演奏力では大人の渋さと スピリットは昔から変わらず。円熟とはほど遠いすさまじいライブ。

CDの曲がライブではこうなるのですよ!
コピーではCDよりもこのアルバムを良くコピりました。

ライブ作品ということもありジョーイクレイマーマジック(ドラミング)も随所に感じやすい。
すさまじい。テクニカルではないけど。すさまじい。テクニックが売りじゃなくてもこの手の人はみんなテクニカルなんだよね。
バンドはリズムがないと始まらないのよ。

ジョーイだけでなく、バンドの一音一音のすさまじさがまじまじと感じられます。
カウントなしで入れるあんたらすげーよ。コード進行だけ把握してあんだけすんげープレイすんのは卑怯だよ。
曲と曲の間も意味がわからないくらい完璧だよ。
ライブでこんな演奏されたら死ねるよ。これ。

↑Top


Just Push Play
1. BEYOND BEAUTIFUL 2. JUST PUSH PLAY 3. JADED 4. FLY AWAY FROM HERE
5. TRIP HOPPIN' 6. SUNSHINE 7. UNDER MY SKIN 8. LUV LIES 9. OUTTA YOUR HEAD
10. DROP DEAD GORGEOUS 11. LIGHT INSIDE 12. AVANT GARDEN
13. WON'T LET YOU DOWN 14. I DON'T WANT TO MISS A THING

01.03.07

評価:☆☆☆☆☆★★★★★ 5

エアロ初のセルフプロデュースアルバム。
前作NINE LIVESとは逆にアルバムの最初からデジタルの香りがした。
クリアで軽快なポップなサウンド。

このエアロ節はすごい。何をやってもエアロになるのだ。
最新のコンピュータを導入していろんなパーツを繋ぎ合わせてサンプリングやループを 大胆に取り入れ、しかもエアロの持つライブ感を失っていない。

スタジオでしかできない手法を大胆に曲にもってきてるにゃ。
実験的な曲が多くてニヤニヤ。
おもしろいよねー、こーゆーの。やりたい自分でも。
ギターの入れ方がすごい。聴くたびに発見!オーバーダヴの真髄!
聞こえてくるギターだけで逝ってしまいます。これはね、すごい。

「Just Push Play」ただ、スタートボタンを押せ!
この命名はなかなか奥が深い。エアロファンにはなおさらではないでしょうか。
実はリリース直後から最近までこのアルバムキライでした。
後半のテンションが。日本オンリーのボーナストラック、ミスアシングなんて最悪。あれいらねー。アルバムの雰囲気ぶち壊し。
どんなアルバムなんだか分からなくなります。

全体的にはずぼらな昂揚感が無いのよ、これ。インテリな昂揚感を聴き手が探るかただ聴くか、
たまにちょー聴きたくなるけど。

ヒットチャートがあんな感じの今、このアルバムは必要なのよ。ファン以外の新しい聴き手を取り入れていかないと。
って意見も持ってるし、四の五の言わずに、何の先入観も持たず聴いてみろ!って意見も持ってます。
気分によって良くも悪くもなる作品でした。

↑Top


Bio
メンバー:
Steven Tyler (Lead Vocal、Background Vocal、percussion、Drums、Keybord、Piano、Harmonica、etc)
Joe Perry (Guitar、Slide Guitar)
Brad Whitford (Guitar)
Tom Hamilton (Bass、Background Vocal)
Joey Kramer (Drums、Percussion)

バンドの出会いは1969年、チェーン リアクションというバンドのフロントマンで、ドラマー&ボーカルの スティーヴン・タイラーが偶然クラブにふらりと立ち寄ったとき。 ザ・ジャムバンドというバンドのステージにスティーヴンはぶっ飛んだ。
ザ・ジャムバンドのギターとベースがジョーとトム。

「エネルギーの強烈さといったらなかったね。ジョー・ペリーはギターそのものだった。 あれほどのエネルギーと、オレが親父から受け継いだクラシックの影響を組み合わせたら、 面白いものができるに違いないと思ったんだ」。

翌年、スティーヴンの幼馴染、ドラマー、ジョーイ・クレイマーを迎えエアロスミス結成。
バンド名の名づけ親はジョー。あれ?ジョーイだったかな?

後にボストンで才能を知られていた若いギタリスト、おじいちゃん(ブラッド)を迎える。
「ブラッドとは、初めてプ レイしたときからすんなりいった。ぴったり気が合うんだ」とジョー・ペリー。

1972年、バンドはコロンビアと契約を結ぶ。
翌年、ファーストアルバム"Aerosmith(邦題:野獣誕生)"でデビュー。
74年、GetYourWings発表
75年、Toys in the atticがベストセラー記録
76年、Rocksが発売と同時にプラチナを獲得。
77年、Drow The Lineがエアロスミス史上最速のスピードでプラチナを獲得
78年、Live Bootlegもプラチナ獲得。
79年、Night in The Rutsレコーディング中にジョー・ペリーが脱退、後任にジミークレスポ が加入するもうまくいかない。80年にGraetest Hitsをリリースするが翌年、ブラッドも脱退。
82年、ギタリストのリック・ダフェイをブラッドの後任に迎え、Rock In A Hard Place をレコーディング。しかし、いまいち。
84年、2/14にボストンのオルフェイム・シアターで行われた エアロスミスの公演終了後、ジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードが エアロスミスを訪ね和解、4月バックインザサドルツアーでオリジナルライナップが再結成されることが発表される。

85年、新たにゲフィンと契約を結び、ダン・ウィズ・ミラーズ発表。たしか、RunDMCとWalkThisWayを 共演したものこのこのころ。新たに若いリスナーを獲得することに成功。
87年、パーマネント・ヴァケーション、89年、pumpチャートトップに直行。93年、GetAGrip。ビルボード・ ミュージック・アウォードでは「最優秀ロック・アーティスト」に、94年、ベストアルバムのBigOnesをリリース。
97年、NineLives発表。発売1週目で 『ビルボード」チャートの首位を獲得。GreatestHits1973-1988もリリース
98年、aLittleSouthOfSanity発表。
01年、JustPushPlay発表。メンバーは了承してないのかな?オフィシャルには載ってないけどなかなか厚い選曲のベストアルバム、YoungLustも発表。
02年、新曲含むベストアルバム、O' Yeahリリース。
04年、カバーアルバム、Honkin'OnBoboリリース。

http://www.aerosmith.com/
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