Dream TheaterのCD

IMAGES AND WARDS
A CHANGE Of SEASONS
METROPOLIS PT2:SCENES FROM A MEMORY
SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE
Train of Thought
OCTAVARIUM

IMAGES AND WARDS
1. PULL ME UNDER 2. ANOTHER DAY 3. TAKE THE TIME 4. SURROUNDED
5. METROPOLIS-PART 1 "The Miracle And The Sleeper" 6. UNDER A GLASS MOON
7. WAIT FOR SLEEP 8. LEARNING TO LIVE

92.06

評価:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 8

今まで聴いたことも無いサウンドに初めて聞いたときには興味がもてなかった。
非常に知的で数学的なロックサウンド。
リズムの引っかかりがとても気持ちよい。

'70〜'80年代のHR/HMに満足しきっていた僕に新しい方向性を示してくれた一つの作品です。
作品の完成度より、プレイする楽しみが美しい、構築美を感じさせない新しいハードロック。
なるほど、これがプログレッシヴロックか。
その安い表現をやめろよ!

あ、何かいてわからないときはふつーにCDレビュをすればいいのね…。

軽快なメロディラインと軽快で楽しいリズム。このI&Wはメロディがポップスだから好きです。
アートな精神を楽しめるロック作品。知的なサウンドに触れることの喜びと感動。
自然に聞ける美しいリズムがすばらしいと思う、バンドの。マジで。
各プレイヤーの技術の高さはよく評価されるが、それ以上のサウンドを作り上げているのが 見事なまでのバンドの一体感だろう。
もともと、インストだったこれらの曲にVo.という楽器を巧く融合させた聞くものを圧巻させるサウンド。

もう、確かに今の時代となってはこのアルバムを聞く必要性を推したりはしない。
しかし、I&Wの栄光を巧みに利用し、デジャヴという奇妙な体験を与えてくれる ロック史上歴史に残るコンセプトアルバムの最高傑作METROPOLIS PT2を堪能するためには このI&Wを聞き込んでおく必要があります。

そして、もう飽きた頃にやっとメトポリPT2を買って聞いてください。
今まで受けたことの無い感動を得るためにこのアルバムを聞き込んでおいてください。


A CHANGE OF SEASONS
1. A Change Of Seasons 2. Funeral For A Friend Love Lies Bleeding 3. Perfect Strangers
4. The Rover / Achilles Last Stand / The Song Remains The Same
5. The Big Medley

97.12.15

評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9

ドリームシアター史上、最もハードロック/メタルを極めた作品。
サウンド、プレイのすばらしさはもちろん、歌詞、ジャケットのアートワーク、どれをとってもアーティストとしての才能が 惜しむことなく表現されている。
ドリームシアター本人にもファンにとっても非常に満足のいく数少ない名作。
期待通り、いや期待以上のことをやってのけてくれた。

この作品はミニアルバムといったところでタイトル曲 23分にも及ぶ超大作A Change〜、2曲目からはイギリスでのカバーイベントから。
タイトル曲は23分という時間を、一時も緩むことの無い緊張感と いまさら言う必要も無い彼らの演奏力、アレンジのすばらしさ、 ゆるぎない精神力とで一気に聴かせてしまう正真正銘大作。その音の流れに余すことなく耳を傾けてください。
最後に出てくるあのアルペジオがきた瞬間震え上がる昂揚感を抑えることが出来ません。

さすがに作曲、アレンジに8年もかけただけある、かなり納得。

カバー曲はあってもなくても良い、タイトル曲のために買ってください。
カバーもかなり面白い。DeepPurpleのPerfectStrangersは完璧。くそかっけー。

あとDT知らない人は最初に買っちゃダメ。


METROPOLIS PT2:SCENES FROM A MEMORY
ACTT  ACTU
1. SCENE ONE:REGRESSION
2. SCENE TWO: T.OVERTURE 1982
3.          U.STRANGE DEJA VU
4. SCENE THERE:T.THROUGH MY WORDS
5.           U.FATAL TRAGEDY
6. SCNENE FOUR:BEYOND THIS LIFE
7. SCENE FIVE:THROUGH HER EYES
   8. SCENE SIX:HOME
9. SCENE SEVEN: T.THE DANCE OF ETERNITY
10.           U.ONE LAST TIME
11. SCENE EIGHT:THE SPIRIT CARRIES ON
12. SCENE NINE:FINALLY FREE

99.10.27

評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 11

ロック史上歴史に名を残す究極のコンセプトアルバム。
DreamTheaterの栄光の証、「Images and Words」を巧みに利用した完璧といえる完成度、ゆるぎない精神力、
彼等でしか出来得ない、彼等の持ってる力の凄まじさを見せ付けてくれた死を意識しざろう得ない人生を狂わすほどの…言い過ぎた。

コンセプトはデジャヴ。単純明快。
よく聞くこのコンセプトのテーマ。しかしいまだかつて、ここまで意識の奥底に落ちていく感覚を表現したバンドがあっただろうか。
いや、断言する。DT以外にありえない。そしてI&Wを聞き込んでる人ならなおさら。
生まれ変わりの体験を出来るだろう。デジャヴという体験をアルバムを聞いてる間何度も体験するだろう。
ちなみに僕は7回体験しました。

I&W収録のMetropolis Patr1の続編、というのがアルバムの軸となっていて、I&Wに登場するミラクルとスリーパー。
彼等は前世では兄弟であり、ヴィクトリアという女性と破壊的な愛の〜、あーめんどい、アルバム買って内容は自分で把握してください。

主人公が毎晩悩まされる悪夢の原因を探る為、催眠療法を受ける。催眠状態で主人公が見たものは、自分の前世の実に不条理な死であった…
↑こんな感じ。

過去と現在が音を立てながら激しく交差する、とはまさにそのとおりのアルバム。聴けばきっと納得するはず。
サウンドに身を委ねると映像が美しく物悲しい。
ちなみにこれもDT最初の1枚にはして欲しくない。


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