VAN HALENのCD

VAN HALEN
DIVER DOWN
1984
F.U.C.K
Balance
BEST OF VOLUME 1
VAN HALEN V
THE BEST OF BOTH WORLDS

VAN HALEN
1. RUNNIN' WITH THE DEVIL 2. ERUPTION 3. YOU REALLY GOT ME
4. AIN'T TALKIN' 'BOUT LOVE 5. I'M THE ONE 6. JAMIE'S CRYIN'
7. ATOMIC PUNK 8. FEEL YOUR LOVE TONIGHT 9. LITTLE DREAMER
10. ICE CREAM MAN 11. ONE FIRE

78.02.10

評価:☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 8

これを聴かずしてハードロックの何を語れというのだ!

ハードロックとは何か?
簡単な問いかけに聞こえるが僕は"これだ!"と答えることはできない。
そもそも僕は"ジャンル"分けというのがキライで。

あえて言えばジャンルというカテゴリーはバンドの精神性によっては分けることができると思う。
このVAN HALEN(邦題:炎の導火線)こそがハードロックそのものであると思う。
もう意味の無い細かいカテゴリー分けをしてしまえば、アメリカン・ハードロックとはこのことであろう。

サウンドは自由(ルーズという印象)な のりをイメージさせる勢いとテンション、にも関わらずハードで印象的な旋律。
旋律というには無骨すぎる。

あまりテクニックの話題には興味が無いはずなので触れたくないがエディ(Gt)のテクニックには 耳を疑う。いや、情けない話しだが初めてこのCDを聴いたときは耳を疑うことすらできなかった。
あまりにさっらとやってのけているのですごさを感じることができなかったのだ。
派手さを見せつけるようなイカニモという演奏などしていない。
彼がギター持つだけでその在が派手なんです。

テクニックがあるからカッコいいんじゃないんです。
どんなジャンルでもフォロアーというものは必ず出てきます。
レイジがミクスチャーやればミクスチャーと呼ばれるものが出てくる。最近はリンキンもどきが多い。
ハイスタがパンク(?)をやればパンクバンドがのさばる。おまえらのどこにパンクがあるんだ。

しかしヴァンヘイレンに関しては後に彼の後を追うものが終ぞ表れなかった。
あえてこじつければエクストリームなどはその要素を取り入れているかもしれない。
しかしフォロアーではないし、同じでもない。

話は逸れたが追随を許さぬ、とはまさにこのバンドのことである。
同じ事をやっても、というかできないのである。これはテクの話ではなくあんな陽気なサウンドを ハードに、すんごいテンションと疾走感と緊張感と、とできないんだよ。きっと。
ハードなサウンドを陽気に、ってバンドもない。
スティーヴヴァイとかあのへんのサウンドもハードなサウンドを陽気に、陽気にハードに。
と言葉に書いてしまえば一緒だが全く異質のもである。全くは言い過ぎだが。
まぁどちらも最高にかっこよいことは確か。

紐解けば簡単。結局元はモントローズのようなあーゆーハードロックからの流れなんだよ。
しかしすごいのがあのバカさ加減。
頭良くないとあれはできない。

ギターのサウンドメイキングもアイデアに満ち溢れていて楽しい。彼のエフェクトテクも有名ですね。
ギターのサウンドにばっか触れたけど僕ギタリストなんで許してください。
あのハイハットの音ステキ。

まずい、長い。文章。
これを聴かずしてハードロック語る無かれ。
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